北海道旅行をするのであれば、まずおすすめするのが、函館市です。
ここは、観光名所が豊富にありますが、なんといっても函館山付近には見るところがたくさんあります。
しかも、国の重要文化財になっている建物もあるのです。
伝統的な日本の中に、モダンに建てられた異空間に迷い込んだように函館山付近では
いろんな美しい建物に遭遇します。
その1つが、函館区公会堂です。
ブルーグレーとイエローのツートンカラーとバルコニーや柱の白との色が、調和のとれた色合いとなっています。
見た目も洋館でありながらも、どこか和風的な建物に見えるのが、この函館区公会堂なのです。
モダンでハイカラなつくりであるコロニアルスタイル建築様式の函館区公会堂は、良く見ると柱や屋根に窓、棟飾柵や二階のベランダの柱頭飾に二階前面のベランダバルコニーなどに、彫溝のデザインは和風色が強くでています。
そう、正面両側には破風飾りが和風の唐草模様であったりします。
函館区公会堂を拝観する際には、和風の強いところを見つけながらの見学するのも楽しいでしょう。
また、明治42年から存在するこの函館区公会堂は、家具の保存状態も非常に良いのです。
見ているだけで、当時の明治浪漫を想像することもできます。
歴史を感じます。