毛無山は北海道小樽市の郊外にある標高548.2mの低山です。地名の由来はアイヌ語の「ケナシ・kenas」で「山林」を意味すると考えられています。これに「毛無」の字が当てられました。
毛無山には小樽市とキロロリゾートなどがある赤井川村を結んで国道393号線が走り、山頂近くの標高470mの地点には展望所があります。視界を遮るもののない展望所からは、日中、小樽市の全景を見下ろすことができます。
また、ここは、小樽市周辺ではよく知られた夜景スポットです。展望所からは、小樽市街の夜景を存分に楽しむことができます。昼夜を問わず多くの人が訪れる観光スポットですが、混み合う感じが無く、雰囲気が良いので、夜のデートスポットとしてもおすすめです。できれば日没少し前から訪れると、朱から紫、そして紺色に変わる海や空の美しい光景も楽しめます。夜景は、ライトアップされたマイカル小樽の観覧車を始めとして、小樽市の中心部と朝里地区の街灯りが、宝石を撒いたように眼下に広がります。展望所周辺には街灯がないため、日没後は完全に真っ暗となり、星も綺麗に眺められます。
但し11月から4月の積雪時は、道路が閉鎖されますのでご注意ください。